どぶろくとは、米・米麹・水のみを原料に酵母を加え、発酵させた濾さないお酒です。そのため、米の粒がそのまま残っており、「食べる」にも似た食感を味わえます。
お米の味が分かりやすい分、米の選択、生産にはとても苦労しました。しかし、生産の課程で、どぶろくについて知れば知るほど、自分たちの米や町にも一段と愛情が湧き、早くみなさまの元へお届けしたいと、どんどん気持ちが高まっていきました。
生産を始めたばかりの低タンパク米を使用。
アルコール度数も14度と、身体に優しいお酒で、
四万十支流の味を、鬼北町に足を運んで
頂いた方に、ぜひ口にして頂きたいと、
名前を「奥四万十どぶろく きほく」と名付けました。
粒感が苦手な方の為に、
粒をなくした甘口も開発いたしました。
日本では、どぶろく(濁酒)を許可なく作ることは禁じられています。そのため、特区を取得し、製造を図りました。
どぶろく特区の条件として…
●濁酒(どぶろく)の提供を通じて地域の活性化を図ることが必要な地域であること。
●農林漁業体験民宿業その他酒類を自己の営業場において、飲用に供する業を併せ営む農業者であること。
●自ら生産した米、米麹および水等を原料として、濾さないものに限る。
などの条件を満たした上で、製造をスタート! 地元の仲間、たくさんの人々に協力していただき、さまざまな場所で試飲を繰り返し、やっと想い描いたどぶろくにたどり着きました。